JLPGAチームが史上初となる
大会3連覇を達成！

今年で節目となる20回目を迎えた国内プロゴルフツアーの対抗戦『Hitachi 3Tours Championship 2025』。今年は、千葉県千葉市緑区の平川カントリークラブに会場を移し、No.1ゴルフツアーの称号をかけて熱戦が繰り広げられた。
ベストボール方式で行われた1stステージ。第1組が8時40分にスタートしたが、降雨によるコースコンディション不良のため、1stステージは10時19分に競技中止が決定した。
午前中に降っていた雨も小康状態となり、12時からスタートした2ndステージは、各組合計12ポイントを争うオルタネート方式で行われた。第1組は、岩本高志選手、飯島宏明選手のPGAチームが、1番、6番でバーディーを奪い、優位に立っていたが、8番のダブルボギーが響き、後退。最終ホールでバーディーを奪った荒木優奈選手、菅楓華選手のJLPGAチームが、2アンダーをマークし、6ポイントを獲得した。
第2組は、佐久間朱莉選手、高橋彩華選手のJLPGAチームが、連続バーディースタートを切ったが、最終ホールで痛恨のダブルボギー。3バーディー、ノーボギーの素晴らしいゴルフを展開した片岡尚之選手、吉田泰基選手のJGTOチームが追い上げを見せる。
第3組が、8番ホールを終了した時点で、JLPGAチームが16ポイント、JGTOチームが11ポイント、PGAチームが9ポイントという展開。神谷そら選手、河本結選手のJLPGAチームが1バーディー、ノーボギーで、6ポイントを獲得し、勝負あり。JLPGAチームが、史上初となる大会3連覇を達成し、3年連続9度目となる優勝を決めた。なお、日章学園高校の同級生・荒木優奈選手とコンビを組んだ菅楓華選手が、初出場でMVPを獲得した。